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個人病院勤務の看護師は常にキレそうな状態

日々キレそうになるのを我慢

40代の女性看護師です。個人の耳鼻科医院に勤務して13年になります。個人病院には個人病院独特の問題がいろいろあって、本当に日々キレそうになるのを我慢しながら働いているという状況です。

医師や医師の家族に振り回される

まず医師の自分勝手さですね。患者さんの予約もとってあるのに、数日前になって「やっぱり休診にする」などと言い出すことです。キレそうになるけど我慢しています。そして医師の家族に対しても、キレそうになります。院内でならともかく、プライベートでも飲みに誘ってくるのは本当に勘弁して欲しいです。断ると不機嫌になるので仕方なく参加しますが、休みの日くらい余計な気を遣わないで、気の置けない友達と飲みたいです。こういうのは、個人経営の医院ならではでしょうね。

先輩看護師や患者さんにキレそうになることも

それから、先輩看護師に対してもキレそうなときがあります。いろんな用事を持ち出して残業を押し付けてくるときなどですね。でも、逆に私が、本当に用事があって仕事を頼もうとするとキレます。キレたいのは私の方です。また患者さんの中にも、「看護師の分際で」と言わんばかりの上から目線の人がいます。そういう患者さんの相手をしているときは、我慢しなければと思いつつキレそうになります。

我慢とあきらめと経験を積むことで対処

こういうことって、解決のしようがないと思います。特に人間関係においては、心のどこかでもう仕方ないとあきらめている部分もあります。それでも、患者さんに対しては、自己啓発本などを読んで、自分なりの心の在り方を変えることで、うまく対応できるようになりました。年齢や経験を重ねたことも理由かもしれません。それに、少人数で人間関係が密な職場であるため、うかつに愚痴をこぼすとやっかいなことになります。まったく関係のない、他の病院に勤める看護師の友人に、相談にのってもらったりしています。

正直キレていいことはあまりないから

私も若い頃はよくキレていたものですが、結果的に解決にはつながらないこと、自分の評価を落とすというデメリットが大きいことに気づいてから、表面的にはキレることは無くなりました。キレる原因の大部分は「相手に対して、相手の能力以上の期待をすること」がほとんどの原因だと思います。自分に対する被害がさほど深刻なものでなければ、しょせん他人は変えられないと割り切って「あきらめ」という選択するのも一つの方法です。特に個人病院では、人間関係がこじれると面倒なことになりがちですので、一時的な感情で、暴走し、後悔しないよう気を付けるべきだと思います。